ダイニングスペースは、少し段差をつけて小上がりにした。木の風合いとレトロな照明器具がとても似合う
暮らしやすさを追求した
ナチュラルテイストの空間
実際に、北海道ハウジングで家を建てた同僚の方から「何でも相談にのってくれる会社。住み心地も抜群」という感想を聞き、そのことをきっかけにご縁ができたKさん。ご夫妻が望む家づくりについてしっかり話を聞いて、要望に応えてくれたといいます。
Kさん宅は、ナチュラルテイストの空間が好きなご夫妻に合わせて、カバの床材など木を多用。だからといって過度になることなく、ほかの自然素材とのバランスも考えられています。
さらに、大人が腰掛けるのにちょうどいいダイニングを兼ねた小上がり、奥さんの身長に合わせ腰に負担をかけないよう高さを調整したキッチン、汚れた衣類のままリビングを通ることなく、玄関から直接ユーティリティに行けるようにした回遊できるレイアウト、晴れた日にはお布団が干せるよう2階寝室の隣にはバルコニーを設けるなど、暮らしやすさをポイントに、ご夫妻と北海道ハウジングが一緒に最適なプランをつくりあげました。奥さんはお気に入りの小物をセンス良く飾り、最近は雑貨店巡りが楽しくなったとも。
お互いの価値観やコンセプトが一致した、ずっと心地よさが続く理想の住まいが完成しました。
DATA
■建築データ
構造規模/木造(新在来工法)・2階建て
延床面積/117.58㎡(約35坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/ファイバーグラスシングル、外壁/軽量樹脂モルタルテラコート仕上、建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:樹脂サッシ 一部トリプルガラス
<主な内部仕上げ> 床/無垢フローリング、壁/クロス 一部珪藻土、天井/クロス
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/ポリスチレンフォーム(B2)160㎜、壁/高性能グラスウール20㎏105㎜+140㎜、屋根/吹込ロックウール300㎜
<暖房方式> 1F:床下放熱 2F:パネルヒーター
■工事期間
平成28年4月〜7月(約4ヵ月)
リビングの奥にはオープンにつながる畳スペースが。上の窓は2階のバルコニーに面し、朝の光をリビングに落とす
リビングの上は大きな吹き抜け空間。現しの梁や無垢の床材、キッチン背面の収納も明るい木の色で統一
屋根なり天井が印象的な主寝室には広いウォークインクローゼットを設けた
吹き抜けに面するブリッジを渡ると、正面に収納、両サイドに寝室がある
玄関横のシューズクロークはアール形状の入口をしつらえた。奥はトイレ、洗面脱衣室につながりキッチンへと回遊できる動線
白い塗り壁と三角屋根がかわいい外観